MOVIE / 2026.08.12
26/08/12 『夜勤事件』考察|なぜ店長は殺されたのか?結貴乃は“呪いの実行役”だった説

※この記事は映画『夜勤事件』のネタバレを含みます
『夜勤事件』を見終わったあと、一番気になったのは
「結局、店長を殺したのは誰なのか?」というところでした
ラストだけを見ると、店長を物理的に殺したのは結貴乃に見える
でも「全部結貴乃の自作自演だった」で片づけると、猿渡刑事が体験した怪異まで説明しにくいんだよね…
自分は、怪異は本物で
結貴乃は黒幕ではなく呪いに使われた“実行役”だったのかも?と考えました
先に結論

自分の中でいちばん自然だったのは、この見方です
怪異そのものは作り話ではなく本物、店長を殺したのは結貴乃に見えるけど、本人の意思だけで動いていたとは限らない
母親の霊に操られていたなら、店長の死と猿渡刑事の怪異体験が同じ呪いの延長でつながる
「全部自作自演」より、こっちの方がラストの違和感が減る気がしました
この説の流れ

SDカードを見たエリアマネージャーが店長へ相談し、店長はカードを燃やす
でも呪いはそこで終わらず、店長が標的になった…という流れで見ると分かりやすい
そこに母親の霊が結貴乃を通して店長を殺し、その後は猿渡刑事へ移っていく
店長が結貴乃個人に恨まれていたから殺されたというより、呪いのルールの中で狙われたと考える方がしっくりきました
なぜ“全部自作自演”ではないのか

自作自演説が気になるのは、結貴乃の話の外側でも怪異が起きているところ
画像の通り、猿渡刑事自身にも異変が出ているので、結貴乃の証言だけを疑えば終わる話ではなさそうです
猿渡刑事の体験が残る
猿渡がSDカードを確認したあとに怪異を体験しているなら、呪いそのものは本物と見た方が自然
結貴乃が全部を演出していた、ではここが引っかかります
店長を殺す動機が薄く見える
結貴乃に店長を殺すほどの強い個人的な殺意があったのか?と言われると、自分にはあまり見えなかった
だからこそ、本人の意思より操られていたと考えたくなります
ラストの重なり方
ラストで結貴乃と母親の霊が重なるように見える演出も、単なる犯人バレというより
憑依や依代のように読めるんだよね
自作自演説だと、猿渡の怪異や胎児への異変まで幻覚で説明する必要が出てくる
そこまで考えるより、怪異は本物で結貴乃が巻き込まれた、と見る方が無理がない気がしました
最後にまとめると
一言で言うなら、怪異は本物で、結貴乃は黒幕ではなく呪いに操られた“実行役”だった可能性が高いと思いました
もちろんこれは公式に断定された答えではなく、自分が見終わったあとにいちばん整理しやすかった考察です
『夜勤事件』は「実は主人公が犯人でした」で終わるより、呪いが人から人へ移って誰かを実行役にしていく話として見ると、ちょっと怖さが増すかも…
別の解釈もありそうなので、ここは人の考察も見たくなる作品でした🤔