はじめに
4月19日から4月21日にかけて、48時間ですがしっかり計画を練って
SNSや通知との付き合い方をかなり意識して過ごしてみました
たった48時間の話なのに、思っていた以上に変化があった
これは残しておきたいなぁと思ったので、今の感覚をそのまま書いておこうと思います
結論から言うと、私にはSNSを見る時間を減らすよりも、「この時間は見ない」と先に決める 方が合っていた
減らそうと思うと逆に気になる
でも見ない時間を先に決めると、その間は頭の中から少し存在が消える
この差がかなり大きかった。
4月19日の朝、頭の中がずっと騒がしかった
4月19日は3時50分起床
起きてから300mlのルイボスを飲んで、「奪われた集中力」と言う最近買った本を手に取った
最近こういう本を全く読んでなかったけど、ゲームから離れる事で時間がかなり空いてるので
時間をかけて読もうと思ったのですが↓
驚いたのが、本を読んでいるのに内容が全く入ってこなかったこと
文字は追っているのに、頭の中では「今日はこれをしよう、あれもしよう」と別の事をずっと考えていた。
まるで脳内がずっとマルチタスク状態になっているような感じ
普段の私は、朝起きるとスマホかタブレットを開いて、Xを見たり、返信したり、反応を確認したりしやすいので
この日は、まずスマホの通知を全部オフにした
そしてSNSは、12時と17時だけ見ることにした
XとInstagramはその時間だけ
YouTube、ショート動画、LINEも基本的には見ない。
すると、不思議なくらい心が静かだった
見ないと先に決めているだけで、脳が何度もSNSの存在を思い出さない
4時30分の時点で、もういつもと違っていた。
気合いより、環境を先に変えた方が早かった ※1
私はスマホが近くにあると、本を読みながらつい触ってしまう癖がある
でもこれって、数分スマホを見るだけで終わらない
中断のコストは思っているより大きい
有名な研究では、情報労働の現場で中断された作業に戻るまで平均23分15秒かかっていたと報告されている
これは仕事中の作業切り替えの話なので、紙の本を読む時間にそのまま当てはめることはできない
それでも、一度意識が逸れると再集中には大きなコストがかかるという感覚はかなり近いと思う。
スマホは近くにあるだけでも気が散るらしい
さらに厄介なのは、スマホは触っている時だけ問題になるわけではないこと
研究では、自分のスマホが近くにあるだけで認知資源が削られ、課題成績が下がる可能性が示されている
通知についても、注意や認知制御を乱しやすいとされていて、学習や記憶に影響する可能性もあるらしい
つまり私の場合、集中力が足りないというより、集中を壊すものをずっと近くに置いていただけだったのかもしれない。
今の自分に合っていたやり方
意志の力で我慢するより
スマホの電源を切る
通知を切る
見ない時間を先に決める
この方がずっと合っていた
紙の本を読むと、頭の感覚がまるで違った
今回あらためて感じたのは、紙の本を読む時間は、スマホを見ている時間と頭の使い方が全然違うということだった
もちろん、紙だから絶対に全てに勝つとは言い切れない
実際には、文章の種類や読む目的によって差が小さいこともあるみたい
それでも全体としては、同じ文章なら紙の方が理解や保持で有利になりやすいとする研究やレビューはかなり多い
紙の本がいいと感じる理由は、単に昔ながらだからではなく、ページの位置感覚、進み具合の把握、戻りやすさみたいな、身体感覚込みで読めることも大きいんだと思う。
私は今回、紙の本を読んでいて、頭の奥がちゃんと静かになる感じがあった
ただ情報を消費するのではなく、自分の中に文章を沈めていく感覚があったなぁと思う。
48時間後の4月21日の午前、かなり手応えがあった
4月21日の午前には、かなりはっきりした感覚が出てきた
惰性でやっていた事を捨てて、やりたい事だけを残したら、1日がかなり充実してきた
その時点で思ったのは、SNSは見る時間を減らすよりも、前述の通り「この時間は見ない」と決める方が、自分には合っているということだった
減らそうと思うと逆に気になる
でも見ない時間が先に決まっていると、頭の中で何度もSNSを思い出さなくて済む
これが想像以上に大きかった。
48時間で、止まっていたものがかなり動いた
このデジタルデトックスの中で、やりたかった事がかなり前に進んだ。
例えば以下
読みたかった漫画が一気に進んだ
読みたかったジョジョ7部とジョジョ8部は、合計で50巻近くを10日ほどで読めた
これはデジタルデトックスの2日より前からにはなるけど、4月10日頃から色々捨て始めた効果だと思ってる
前なら読んでいる途中で通知を見たり、ちょっとSNSを開いたりして、そのたびに流れが切れていたと思う
でも今回は、その細かい分断がかなり減ったと思う
読みたいものにちゃんと潜っていける感じがあって、それがすごく良かった。
Togglのリネームも最新まで進んだ
ずっと気になっていたTogglのリネームも、かなり進んだ。
こういう作業って、やり始めれば進むのに、細かく気が散ると本当に手をつけにくい
そもそもがめんどくさいし、やらなくても生きてはいけるので…
でも頭のノイズが少ないと、地味な作業も前よりずっとやりやすい。
やる気というより、途中で削られないことの方が大きいのかもしれない。
観葉植物の剪定も苦ではなくなった
観葉植物の剪定みたいな作業も、前より苦ではなくなった。
やる事そのものは同じなのに、心の散らかり方が違うだけで、行動まで変わるのが面白かった
前は「やらなきゃ」が先に来ていたのに、今回はちゃんと「やろうかな」に近かった
この差は地味だけど、かなり大きい。
本来の自分が少し戻ってきた気がする
今回いちばん大きかった感覚は、これかもしれない
本来の自分が少し戻ってきた気がする。
やりたい事がなかったわけじゃない、むしろ大量にある。
本も読みたいし、ブログも書きたいし、記録も整えたいし、植物の世話もしたい。
ただそこへ向かう途中で、通知やSNSや確認作業に意識を細かく削られていた
余計な刺激を減らしたら、もともと好きだった事がちゃんと戻ってきた
それが非常に嬉しかった✨
詰め込みは充実ではなかった
途中でふと思ったのが、人生を詰め込み放題の袋みたいに扱って、限界まで予定や刺激を入れようとする感覚についてだった。
たくさん入っていると、充実しているように見える。
でもそれは幻想に近いのかもしれない。
余裕のないまま詰め込むと、どこかで袋に穴があいて、結局何も残らない気がする。
私にとってやるべき事は、自分の内側にある。
本を読むこと
ブログを書くこと
Togglを整えること
植物の世話をすること…etc
逆に、やらなくてもいい事は外側に多い
反応を何度も見に行くこと
評価を確認すること
いいねの数を追いかけること…etc
もちろんSNSが悪いわけではないが
でも無意識で開く状態のままだと、自分のやりたい事が少しずつ削られていく
まとめ
4月19日から4月21日までの48時間で分かったのは、私にはSNSを減らすより、「見ない時間を先に決める」方が合っているということだった。
スマホを遠ざける
通知を切る
見ない時間を決める
たったそれだけでも、頭の中は思っていたよりずっと静かになるし
そして静かになった先で、やっと自分の好きなものが戻ってくる。
外的要因から内的要因に少しづつシフトしていきたいと思いました✨
※1参考URL
Gloria Mark et al. “The Cost of Interrupted Work: More Speed and Stress”
https://ics.uci.edu/~gmark/chi08-mark.pdf
Gloria Mark et al. “Focused, Aroused, but so Distractible”
https://www.microsoft.com/en-us/research/wp-content/uploads/2016/10/p903-mark.pdf
Adrian F. Ward et al. “Brain Drain: The Mere Presence of One’s Own Smartphone Reduces Available Cognitive Capacity”
https://www.journals.uchicago.edu/doi/full/10.1086/691462
C.T. Tanil and A. Yong. “The effect of smartphone presence on learning and memory”
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0219233
J.D. Upshaw et al. “The effects of smartphone notifications on cognitive control and attention”
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0277220
Kostadin Kushlev et al. “Silence Your Phones: Smartphone Notifications Increase Inattention and Hyperactivity Symptoms”
https://interruptions.net/literature/Kushlev-CHI16.pdf
Pablo Delgado et al. “Don’t throw away your printed books: A meta-analysis on the effects of reading media on reading comprehension”
https://www.uv.es/lasalgon/papers/Delgado%202018%20dont%20throw%20away%20your%20printed%20books.pdf
Luis Salmerón et al. “Reading comprehension on handheld devices vs. on paper”
https://www.uv.es/lasalgon/papers/Salmeron%202023%20manuscript_tablets.pdf
M. Honma et al. “Reading on a smartphone affects sigh generation, brain activity, and comprehension”
https://www.nature.com/articles/s41598-022-05605-0
Scientific American “The Reading Brain in the Digital Age: The Science of Paper versus Screens”
https://www.scientificamerican.com/article/reading-paper-screens/
Harvard Graduate School of Education
“Do you prefer reading on paper or on a digital screen?”
https://annotationforeducation.hsites.harvard.edu/do-you-prefer-reading-paper-or-digital-screen
APA “Why our attention spans are shrinking, with Gloria Mark, PhD”
https://www.apa.org/news/podcasts/speaking-of-psychology/attention-spans

コメント