MOVIE / 2026.10.20
26/10/20 『廃用身』★★★★4.35 介護の現実、自分ならどうするか?…

Prime Videoで2位と表示されていた『廃用身』を観ました。
染谷将太さんって中々変わった役を毎回演じている印象があるけど、今回は介護と医療を扱ったヒューマンサスペンス
序盤から中々えぐいね…
観ているうちに、自分の親がそうなったらどうするんだろうか
自分自身が同じ立場になったらどうするんだろうかと考えてしまった
あらすじ
デイケア「異人坂クリニック」の院長・漆原糾は、麻痺して回復の見込みがない手足を切断する独自の処置、Aケアを進めている
その噂に関心を持った編集者・矢倉が出版を持ちかけるが、やがてクリニックをめぐる告発や事件が起きていく
日本語版予告編
感想
※ここからは結末に触れるネタバレあり
介護って、本当大変だね…
ストーマなのかな?と思う描写や、リハビリをしているおじいちゃん
脚が不自由で、家でうんこを漏らしてしまう場面もあって、そのおじいちゃんが息子に池で溺れさせられるところは、観ていて色々と考えてしまった
自分の親がそうなったら、私もそうなっちゃうのかな?
今観ている分にはそうは思わないけど、実際に家で介護している人たちは違うよなって。ストレスって積み重なるからね
赤ちゃんの世話なら可愛さもあるだろうけど、老いていく人の世話を毎日し続けるとなると…
介護って本当大変だね。私ならノイローゼになりそう
私には無理だ

自分が両脚の切断を勧められたら?
中盤では、介護をする側だけじゃなく、自分自身が切断を勧められる側だったらどうするんだろうかと考えてしまった
両脚を切断すると言われたら、私なら切るんだろうか?
腕や脚の切断と脳の血流を結びつける作中の説明には、聞いていると「確かにね」と思ってしまったが
あくまで作中の理屈を聞いた時の反応だけど、実際に自分が選ぶとなったら、どうするんだろうなと…
自分の頭が廃用身、というラスト
最後には、染谷将太さん演じる漆原が自分の頭を廃用身と呼び、自ら命を絶つ
なるほどね…自分の頭が廃用身という発想は新しい
そして最後の場面は、Aケアに実際に効果があったと裏付ける証拠になりえるのか、なりえないのか
そこを考えさせる終わり方だった
序盤の時点で4.35かなと思っていたけど、最後まで観ても変わらず
評価は4.35/5で着地
途中途中で色々考えさせられる作品で非常に良かったです。
4.35 / 5.0
★★★★