– 監督:永江二朗
– 公開年:2025年
– ジャンル:ホラー
– 公開国:日本
– 視聴方法:劇場公開(2025年6月13日〜)、U-NEXT770円 9月10日現在
– 上映時間:82分
– PG:G
私的評価は6段階になります↓
★1-1.9、見る価値無し、意味が分からない
★★2-2.9、つまらない、微妙
★★★3-3.4、普通よりの微妙
★★★3.5-3.9、普通よりの面白い
★★★★4-4.4、満足、面白い
★★★★★4.5~5、最高傑作、凄い面白い
期待値ゼロからの逆襲:B級ホラーの皮を被った“異世界ドラマ”
『きさらぎ駅Re:』を観る前、序盤から漂うB級感、そして中盤の展開もどこか既視感があり、「これは評価3.0以下確定か?」と心の中で採点を始めていた。
しかし、ラスト数分に差し掛かると空気が一変。クサすぎるセリフに苦笑しつつも、「このまま終わるのか…?」という不安と期待が交錯。そしてラスト数分、まさかの“本当の狙い”が顔を出すって感じだった。マジかコイツと(笑)
🎭 キャラクターと演技:違和感が伏線だった?
本田望結演じる明日香の“浮いた存在感”は、序盤では演技力の問題かと思ったが、終盤でその違和感が意味を持ち始める。20年前の姿のままという設定が、彼女の演技の“ズレ”を逆にリアルにしていたのかもしれない。恒松祐里の安定感ある演技が、物語の軸を支えていたのも大きい。
🚉 異世界ホラーから“救済の物語”へ
前作の「きさらぎ駅」が純粋なホラーだったのに対し、今作は“異世界に取り残された者たちを救う”というドラマ性が強い。ホラーの皮を被りながらも、実は人間ドラマとしての深みがある。だからこそ、ラストの展開が効いてくる。
そのままの意味のラストだったらだが(笑)
🧮 最終評価:3.8(ラスト補正込み)終始3.0
序盤〜終盤までは私の評価は3.3、そこからラストギリギリのクサすぎるセリフで2.8まで落ちたけど、ラストの“ひっくり返し”で一気に3.8まで上昇。終盤で評価が上がる映画は本当にレア。観終わった後に「やられた…」と思える作品は、記憶に残る。
監督もあえてB級にしてるんだろうなと私は感じました。
本当ラスト数分で評価が変わる。
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