MOVIE / 2026.01.14
26/01/14 「フロントライン」★★★★★4.57 人命を最優先に動く姿に胸を打たれた

あらすじ
未知のウイルスを乗せた豪華客船で起きた集団感染に対し、最前線で対応する人たちの姿を描いた作品。限られた情報と時間の中で、何を優先し、誰を守るのかを突きつけてくる人間ドラマ。
MOVIE SCORE4.57★★★★★
FIRST IMPRESSION人命を最優先に動く姿に胸を打たれた
予告編
Index
感想
31分あたりのシーン
厚労省の立松(松坂桃李)が 「マニュアル通りにしか動けない人」 なのかと思いきや、緊急時には法律を超えてでも人命を最優先に動く姿に胸を打たれた。
結城英晴(小栗旬)の心情が痛いほど理解できて、感情移入がすごかった。
中盤から終盤にかけて描かれる人間ドラマは、本当に良作だと思う。
DMATの皆さんもそうだが、家族や子どもが世間から批判されながらも、それでも救い続ける姿には心を揺さぶられた。
この作品を通して、いや最近特に感じるのは、 「世間がどうこうではなく、自分がどうしたいか」 ということ。
終盤では、陽性と陰性で離れ離れになった兄弟のシーンがある。
陰性の兄は 「弟と一緒にいたい」 と願い、親はすでに陽性で静岡の病院に搬送されていてその場にはいないが、電話でその希望を聞き、親も看護師もそれを許可する。
死ぬかもしれない恐怖よりも、弟と一緒にいたいという兄の想いが勝った。
一般的には、陽性者と陰性者は距離を置くべきだと思われるだろう。
それでも兄は自分の意思で弟のそばにいることを選び、周囲もその選択を後押しした。
この作品を観て強く感じたのは、善悪や成功・失敗、後手か先手かといった評価軸ではなく、 「その瞬間に自分が最善だと思う行動を選ぶこと」 であり、そして 「周りではなく、自分がどうしたいかを貫くこと」 だった。
その強い意志のメッセージがかなり心に響いた映画だった。
4.57 / 5.0
★★★★★