-監督:永井聡
-公開年:2025年
-ジャンル:ミステリー、クライム
-公開国:日本
-視聴方法:TOHOシネマ上野
-上映時間:137分
-PG 12
私的評価は6段階になります↓
★1-1.9、見る価値無し、意味が分からない
★★2-2.9、つまらない、微妙
★★★3-3.4、普通よりの微妙
★★★3.5-3.9、普通よりの面白い
★★★★4-4.4、満足、面白い
★★★★★4.5~5、最高傑作、凄い面白い
Index
フィルマークスでも4.2と評判が良かったこともあり、期待値が上がりすぎていたのかもしれない。
実際に観てみると、少し肩透かしを食らう部分もあった。
作品としては、善と悪、そして法律では裁ききれない領域を扱っていて、テーマ自体は興味深い。
最近Prime Videoで観た『#真相をお話しします』の終盤を思わせる描写もあり
「犯罪には加担したくないが、みんながやっていれば自分も怖くない」という群衆心理の危うさが浮き彫りになる。
まさに“赤信号みんなで渡れば怖くない(たとえトラックが迫っていても)”という感覚。
ただ、個人的には“どんでん返しが来る作品”を求めているので、この映画のようにラストを視聴者に委ねるタイプの終わり方は少し物足りなかった。
終盤の収束もスッキリせず、伏線回収も完全ではない印象
全体としてテーマは良いが、求めていた方向性とは少しズレたため、評価は3.8

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