24/10/06(月) 国宝 ★★★★☆ 4.6 吉沢亮が体現する“本物”の演技

あらすじ
歌舞伎界に生きる男の人生を通して、芸にすべてを捧げる覚悟と孤独、そして人間関係の葛藤を描く。演技が“本物”になるまでの過程と、芸に取り憑かれた者の光と影が交錯する。

-監督:李相日
-公開年:2025年
-ジャンル:歌舞伎/芸道/人間ドラマ
-公開国:日本
-視聴方法:TOHOシネマズ日本橋
-上映時間:175分
-PG:PG12

私的評価は6段階になります↓
★1-1.9、見る価値無し、意味が分からない
★★2-2.9、つまらない、微妙
★★★3-3.4、普通よりの微妙
★★★3.5-3.9、普通よりの面白い
★★★★4-4.4、満足、面白い
★★★★★4.5~5、最高傑作、凄い面白い

Index

評価が非常に難しい作品。4.6をつけたのは演技力によるもの。
作品自体は歌舞伎なので、私はジャンル外の為評価できないと判断した

当日観たときは、歌舞伎とかほぼ知らないので「どうなの?」って思っていたけど、想像以上に良かった。終始歌舞伎の話ではあるから退屈なのかと思いきや、全くそんなことはなく、演技が“本物”になっていくプロセスがとても良かった。3時間でも飽きずに観られたのは、そういうことだと思う。

翌日になっても余韻が残っていて、「悪魔に魂を売るか、否か」という問いが頭に残る。今の精神状態ではそこまで思えないけれど、何でもそうだけど、特化した人って本当に輝く。でも同時にマイノリティにもなる。家族も友達も全部うまくいかせながら尖るのは難しくて、結局妥協してしまうよね…と、深く考えさせられた。

『国宝』は、芸道に生きる者の覚悟と孤独を描いた重厚な人間ドラマ。歌舞伎という伝統芸能を題材にしながらも、普遍的なテーマである「人生の選択」「自己犠牲」「孤独と輝き」を描いており、歌舞伎を知らない人でも引き込まれる構成になっている。

主演は吉沢亮。繊細かつ力強い演技で、芸に取り憑かれた男の内面を静かに表現している。共演には横浜流星(俊介役)、渡辺謙(花井半二郎役)、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜らが名を連ね、世代を超えた演技のぶつかり合いが作品に深みを与えている。

特に「国宝 映画 感想」「吉沢亮 歌舞伎 映画」「芸道 ドラマ 映画」「役者 演技 本物」などの検索キーワードで興味を持つ人に深く刺さる作品。観終わった後も心に残る余韻が強く、人生の在り方を静かに問いかけてくる。

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

記事を書いた人

Gameをこよなく愛してます。
興味あることは追求し改善していく事が好きなので
自分で得た知見で誰かが役に立ったらいいなと思ってます💛

コメント

コメントする


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

Index