-監督:J・J・エイブラムス
-公開年:2019年
-ジャンル:SF/アクション/アドベンチャー/スペースオペラ
-公開国:Disney+
-上映時間:142分
-PG:PG-13
私的評価は6段階になります↓
★1-1.9、見る価値無し、意味が分からない
★★2-2.9、つまらない、微妙
★★★3-3.4、普通よりの微妙
★★★3.5-3.9、普通よりの面白い
★★★★4-4.4、満足、面白い
★★★★★4.5~5、最高傑作、凄い面白い


EP7・EP8は比較的掘り下げて感想を書いてきましたが、今回のEP9は正直、微妙すぎました。退屈な2時間半だったというのが率直な印象です。
映像は非常に美しく、製作費が潤沢に使われていることは伝わってきます。ストーリーも「感動的」と言われる要素はあるのでしょう。ただ、展開があまりにも読めてしまう。ベンの感情表現は丁寧で良かったと思いますが、「あぁ、最終的にはこうなるんだろうな」と予測できてしまう流れが続きます。
もちろん、予測できる展開でも、それを裏切る演出や、「そこが伏線だったのか!」という驚きがあれば楽しめるのですが、残念ながらそういった仕掛けはほとんど感じられませんでした。
カルリジアン将軍の声がまさかの若本ボイス(笑)。あの独特の響きは一発で分かりますね。ちょっとしたサプライズでした。
そして衝撃だったのが、レイがパルパティーンの孫だったという事実。もう悪の血筋しか残ってないじゃないか…とツッコミたくなる展開。
それでも、終盤のライトセーバーの受け渡し──レイからベンへと託されるシーンは非常に良かったです。ここまでの評価は3.6くらいだったのですが、このシーンの「間」が絶妙で、一瞬だけ4に届いた気がします。とはいえ、最終的な評価はやはり3.6。期待値が高かっただけに、落差が大きく、非常に残念でした。
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